うえの新聞2020年7月号上野米穀店お米専門店

～　2020年7月号　～

毎度おおきに！上野米穀店です！

いつの間にか庭の紫陽花もぬれる季節となりましたが、皆様、お加減いかがお過ごしでしょうか？
お見舞い申し上げます。

さてさて、私には、年の離れた小さなお友達がたくさんいます。
その中でも、一番の刺激をくれるのは、とても可愛くて、とてもキュートな女の子です。

ある日、その女の子は「ほら、おいで。ほら、こっち。」と言いながら、小さな可愛い手のひらを、天にかざして歩いていました。
私は、「何かいるの？てんとう虫かな？」と、たずねてみました。
その女の子は、可愛い透き通った声で「小鳥。赤い小鳥ちゃんです。」
私は「え？小鳥ちゃんがいるの？」そう言って薄ピンクの小さな手のひらをのぞいてみました。

けれど、私に小鳥は見えません。
不思議がっていると、傍らにいた女の子のお母さんが教えてくれました。

「*エアー小鳥です。時々、現れるみたいです。うふふ。」
（*エアーとは、空気・大気を転じて最近は架空の〇〇」の意味で使います。）

女の子自身には、赤い小鳥ちゃんが、ちゃんと見えているようです。
調べると、赤い鳥は、希望と行動と書いてあるものがありました。
小さな可愛いお友達には、これから先の夢と希望が見えているのでしょう。

やっぱりな、そりゃあそうだ。更年期で、膝も痛いおばさんには、見えるはずがありません。
帳面上で、赤い数字はよく現れますが、不透明な未来しか想像出来ません。
後日・・・。思い切って聞いてみました。「おばちゃんの手のひらには鳥ちゃんはいますか？」

女の子はそっと、教えてくれました。　「はい、お母さんの鳥ちゃんがいます。」

少し安堵しました。私の手のひらにも鳥ちゃんがいました。どうぞ、ニワトリではありませんように。。
ちなみに、主人の手のひらに、鳥ちゃんはいないそうです・・・。

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